10月14日 本当の引退?

こんにちは。本日のブログを担当させて頂きます。4年の香川です。

もう早いもので、引退まであと1週間となりました。嬉しいような少し寂しいような、ちょっと複雑な気持ちです。

恐らく最後のブログになる?かも知れないので、何を書こうかと迷っていましたが、高校時代にも同じような時期があり、試合で勝つことと同じくらい、剣道を「引退」することは難しいなと実感したことがあったので、ダラダラとその時の話をしたいと思います。

高校時代は、3年生の12月まで普通に稽古に参加していました。普通は、各都道府県のインターハイ予選もしくはインターハイが終われば、基本的に受験勉強期間として、夏頃に3年生は引退する流れなのですが、私の母校は少し特殊で、AOや指定校で決まっている選手は、いつも通り稽古に参加させら、、、していました。

インターハイ予選で惜しくも負けてしまった日、最後の集合で先生から、「最後惜しかったな。でも、最後お前たちはよく頑張ったと思う。全員明日から新たな気持ちで、頑張ってこう。では、保護者の皆様、朝早くから応援…」

え??いや、待って、今全員って言った??全員って言ったよね???
今日試合なのに明日のオフは??と言うか、引退は??
と、心の声が漏れるところでした。

集合後、3年生全員で、先生に引退しても良いですか?と聞きに行くのは流石に怖かったので、次の日から普通に稽古に行きました。

何日か経って、流石に3年生数人で授業終わりに職員室へ向かい、遠回しに先生に引退したいと伝えたところ、先生の回答は、「どうせ家に帰っても大して勉強せずに、涼しい部屋で、寝ながらゲームしてるんだろ笑」と確かそんな正論を言われてしまったので、結局後輩たちの新人戦がある12月まで稽古に行ってました( ; ; )

3年生の推薦組が本当に稽古最後の日、(稽古納めか、稽古初めだかは忘れてしまいました)
稽古終わりの整列の際、いつも先生が話をするのですが、その話が「剣道に引退はない。特に3年生は、残り3ヶ月、新たな進路準備のために来ないけど、剣道を中断すると言うだけで、引退するわけじゃない」
と言う話を聞いて納得はしましたが、大学でも続けるテイなのかとも思ってしまいました。すみませんでした。

そして大学でも剣道を続け、気付けば最後の引退試合を迎えようとしています。これで僕は、最後の試合が終わっても中断ではなく、本当の引退?をする事が出来ます。
またいつか気が向いたら再開するかも知れません。

今になって先生の言葉を振り返ると、その気になれば、いつでも再開出来ると言う意味での引退はないと言う意味(あっているかは分かりません)だったのかも知れません。

と言うことで、長くなりましたが剣道部のブログもこれにて「引退」させて頂きます。
あと四大戦頑張ります。

香川光多

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